
誕生石は、その人を見守り、守護する石として何が相応しいか、という発想により生まれたものだといわれていますが、その来歴は定かではありません。
誕生石は、その宝石が属する月に、宝石の力が最も強くなると考えられ、当初は、1年を通して12種類の宝石が用意され、月毎にその月を司る宝石が身に付けられていましたが、この方法だと莫大な財力が必要となるため、次第にその人の誕生月に属する宝石を持つことでも、同じ効果が得られるとされるようになりました。
誕生石に選ばれた宝石の起源としては、旧約聖書の「出エジプト記」に記されている「高僧の胸当て」の12の宝石に基づいている、という説と、新約聖書の「ヨハネの黙示録」に記されている、聖都エルサレムの城壁の土台に飾られている宝石に因むという説が有名です。
現在誕生石とされているものは、本来の誕生石を元に、1952年にアメリカの米国宝石組合大会で、宝石の普及を目的として制定されました。
やがてそれを元に各国の習慣や宝石の産出状況、民族ごとの石の嗜好や宗教上の理由、宝石商の販売戦略などが加わり、各国ごとの誕生石が選定されていきました。
日本では1958年に、全国宝石卸商協同組合がアメリカのものを基準に、東洋の七宝である珊瑚と翡翠を加えて、選定されました。
ここでは、日本、イギリス、アメリカ、フランスの4か国の誕生石をご紹介したいと思います。
誕生石は、時代の流れに伴い新しく付け加えられることがございます。
この表ですと、日本の3月の誕生石はアクアマリンと珊瑚のみ、6月は真珠のみ、8月はサードオニキスのみとなっておりますが、現在は日本でも3月にはブラッドストーンが、6月にはムーンストーンが、8月にはペリドットが誕生石とされていることが多いです。
さらに11月の誕生石には、日本ではトパーズの他にシトリン(黄水晶)が誕生石として挙げられることもあります。
また12月の誕生石には、ブルートパーズが挙げられることもございます。
また、6月のアレキサンドライトと12月のタンザナイトは、後から誕生石として加えられたのだそうです。
誕生石は、身に付けることでその石の加護を受け、悪魔や病気、災難から身を守り、幸運を引き寄せ、幸福にめぐり逢えるといわれています。
身に付け方は、月毎にその月の誕生石を身に付けていただいても、自分の誕生月の石のみを身に付けていただいても構いません。
また、誕生石同士は相性が良く、複数持っていると、お互いのパワーを引き出しあうともいわれております。
月が合っていれば、特にどの宝石ということはございませんので、こちらの表を参考に、ご自分の好みにあった石を見つけていただければ幸いでございます。
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